ニードルの種類
世界各国のパンチニードル … デザインも機能も様々です
これらのニードルを機能で分類すると?
【ノンアジャスタ・タイプ】と【アジャスタ・タイプ】に分けられます
パンチニードルには、刺繍糸〜中細毛糸〜合太毛糸〜並太毛糸〜極太毛糸用まで、様々な太さがありますが、
機能で分類しますと【針の長さが固定された、ノンアジャスタ・タイプ】と
【針の長さを変えられる、アジャスタタイプ】に分けることができます。
【ノンアジャスタ・タイプ】
アジャスタがないタイプは1つの
長さのループしか作れませんが、
アジャスタに必要なパーツが
ないため、軽量でシンプル。
ループの長さを変える作風でない
場合は、ノンアジャスタが
使いやすいでしょう。
毛糸を通す部分は糸通しを使って
毛糸を通す「筒タイプ」と
そのまますぐに毛糸をセットできる「スリットタイプ」があります。
糸替えが多い場合は
スリット式が断然便利です。
筒タイプは糸通しで
毛糸を通します。
スリットより安価。
スリット・タイプは
糸通しなしで通せるので
糸替えが楽です。
【アジャスタ・タイプ】
アジャスタの仕組みはメーカーが
一番力を入れている部分。
無段階に調節できるタイプと、
決められた長さにセットするタイプがあります。
ニードルを長くすると
背の高いループができます。
低いループは柄がはっきりし
高いループは柄がふんわりと
表現され、温かみが増します。
高低差でレリーフ表現もできます。
ループの高さは表現の幅を
ぐっと広げてくれます。
無段階に調節できる
ねじ式タイプ
段階的に長さを
変えられるタイプ
ニードルを太さの違いで分類すると?
【刺繍糸用 〜 中細毛糸用 〜 並太毛糸用 〜 極太毛糸用】に分けられます
作りたいものをどれくらいの「毛糸の点」で表現したいか、を考えます。
小さな点で、細かい柄を表現したい場合は「細いニードル」がよいでしょう。
大きな点で、ざっくりした柄を表現したい場合は「太いニードル」がいいですね!
太さは厳密に「〜毛糸用」というわけではなく、だいたいの目安です。
【刺繍糸用】
Punch Needle
- とても細かい表現が得意 -
「細い線の表現がしたい」
「ループがあまり目立たない方がいい」
「繊細な雰囲気で作りたい」
などの場合にぴったりです。
このタイプのニードルは
毛糸が使えませんが、
中細毛糸用ニードルとセットに
なっている商品もあります。
【中細毛糸用】
Punch Needle
- 細かい表現が得意 -
「アクセサリーを作りたい」
「細かい図案を刺したい」
「柄の輪郭をはっきり出したい」
などの場合にぴったり。
ドットが小さいので繊細な柄表現が
可能です。
しかし大きな作品を作る場合は
非常に時間がかかります。
【合太〜並太毛糸用】
Punch Needle
- 汎用性が高い太さ -
「アクセサリー全般」
「ポーチやコースター」
「バッグ、クッション」
など、とても汎用性が高いサイズ。
¥100ショップの並太毛糸でも
大丈夫ですので、気楽に始める
ことができますが、
クッションやラグは、やはり
時間がかかります。
【並太〜極太毛糸用】
Punch Needle
- ざっくり雰囲気が得意 -
「温かみのあるモコモコ感を出したい」
「大きめ作品を作りたい」
「素朴な雰囲気に仕上げたい」
などの場合にぴったりです。
ドットが大きくなりますので
大きな作品を作る場合は
時間を短縮できます。
毛糸の風合いを十分に感じられる
作品が作れます。